旅の写真・メキシコ

2009.08.18

メキシコはモノクローム

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先日お伝えした来る9月13日(日)に
東京港区・エコプラザにて開催の“BOTUCATU~メキシコデイ”
のためのメキシコ紹介の準備を少しづつ進めています。

実は今回用意している画像はほとんどがモノクローム。
私の見聞きしたメキシコを
人に伝えたいときはモノクロームの写真なんです。

メキシコというと
おもちゃ箱をひっくりかえしたようなカラフルなイメージがありますが
それよりも、私の中では
乾燥した大地の土や砂埃、まぶしいばかりの陽の光、それに伴う強い影、
といった、もっとシンプルな光と素材感の印象が強くて。




Mex030008w_2


この話を、今迄幾度となくメキシコに訪れている
Trensa・アンダーソン優子さんに話をしたら
彼女も「写真だと派手に見えるピンクや黄色の壁も、向こうにいるとすごく自然。
むしろ土や埃の印象が強いから、モノクロの方がイメージに近い」
といった印象のよう。
ああ、そうなんだと思い、
共感を得られてちょっとほっとしたりもして。笑


強い光とその影、土と大きな樹木、
そのリアルなイメージを過去のメキシコ体験から
呼び戻し中です。






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2007.10.31

オアハカ・リンド、メキシコのキュートな町

メキシコという国が引き合わせてくれた私の友人で
Trensaを主宰するアンダーソン・優子さんの著書が
近日中に発売されます!(11/21予定)

オアハカ・リンド、メキシコのキュートな町

Coverobi_2
 (産業編集センター出版での紹介はこちら


彼女の紹介するメキシコは、表紙からもわかるように
素朴で、可愛くて、温かい、そんなイメージ。
ピラミッドなどの遺跡、そしてサボテン、テキーラ、ルチャ・リブレ…
というような今までのラフでマッチョな(?)のメキシコとは異なります。
ガーリーなセンスを持ち合わせている女性に
ぜひぜひ手にとってもらいたい本です。

私にとってもオアハカ Oaxacaは、とても思い出深い場所。
メキシコを半年かけてまわった時に最初に滞在した街で
1ヶ月ほどステイしました。ここで、メキシコに慣れたというか。
実はメキシコに行くなら最初はこの街がいいと、
メキシコ大使館の方に勧められたのです。

「日本で言うと、奈良のようなところだよ。」と。(カラフルな奈良?)
その言葉のとおり、のんびりとした街に息づく独自の豊かな文化があり、
そして知り合った人たちは、ゆったりしていて、おおらかでした。

彼女からオアハカの話そして写真は、時々紹介してもらってますが
今回まとまったカタチで見れるので、とても楽しみにしています。
私が当時ステイした宿も、紹介されているよう。
とっても懐かしい気分になりそうです。

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2006.10.28

機上からのメール

Cuilapam01_1
昨晩ネットをしてたら、メキシコに向かう途上の友人からメールが届く。
「今飛行機の中で、無料無線LANが入っていて、インターネットやり放題でびっくり。すごい世の中になった!」
という内容。

とんでもなく遠く離れた場所にいるのに、ほとんどリアルタイムで友人の現在を知ることが出来る、と実感して自分がすごく自由になった気がした。京都にいながら、メキシコでの滞在にわくわくしている機上の友人の心境が伝わってくるのだ。それが単純にすごく嬉しい。こんなふうに何処にいたって、大事なひと、大事なことを、自分のものとしてリアルに感じられることを大切にしたいなあと思う。

あらためてネット社会て凄いなと思う。もちろん現実で地に足がついてることが前提ですが。
そして地球アパートメントもネットがあってこそ、楽しく機能するのだろうな、と実感した昨晩でした。



友人が向かうのはメキシコのオアハカという都市。
その近郊Cuilapamにある天井の落ちた教会。何ともシュールな場所でした。
Cuilapam02
Cuilapam03






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2006.10.18

旅と空間

先週末に会った旅行づくりの仕事をしている女性とのお喋りで発見したこと。

ネット上では前からお付き合いがあったのだけど、実際会ったのは今回が初めて。
彼女の仕事の話(旅の話等々)を聞いたり、好きな空間などを尋ねていて気づいたのは、彼女の言葉に空間に関する単語がよくでてくるし、またその単語をつかったキャッチボールがお互いにスムーズにできる、ということ。

なんでかなあ…と、話しながら考えていたら、どういう話の流れから言ってくれたのか忘れましたが、
「自分がやろうとしている旅づくりの仕事は、ツール(移動手段、宿泊場所)のみを提供するのではなく、お客さんが(うまく言えないでいる)過ごしたい時間のイメージを引き出し、それを楽しんで体験できるように、時間作り・空間作りをしてあげること。」
だと、彼女が説明してくれた。

なるほど!と思いました。いわれてみると、旅の行程というのは、建物(建築)という枠に縛られない、移動する時間の中での空間体験そのものです。
いわれてみると、納得ですが、今迄そんなふうに考えた事はなかった…。
感覚的な視点でいうと、「旅」と「建築(空間)」は、かなり近しいのだと気づかせてくれた、嬉しい出会いでした。

Mexico_cafe
メキシコシティ滞在時にときどき訪れた居心地のよいカフェ。メキシコではめずらしく、紅茶専門のお店だったように思う。旅先でくつろげるカフェをみつけることができると、いい旅になるような気がします。


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2006.04.12

あるお宅の不文律

最近知り合いになった方から頂いたメールで、地球アパートメント的にとても興味のあるお話。その方の家族では、

「18歳を過ぎたら一度は海外へ出てどこかの土地で暮らそう」

という、“暗黙の了解”ルールがあるとのこと。実際にその方の大学生の娘さんは、中国の地方都市で外国人のルームメイトと暮らす生活を1年間送ったそうです。

「世界中にはいろいろな人々がいて、いろいろな考え方のもとにそれぞれ生きている、
ということだけはしっかり理解していたい、していてほしいと思っています。」

こんな気持ちで親から広い世の中に送り出されるなんて、すごく素敵だなあ、と思う。
「何が何でも海外に行かなきゃいけない」ということはないのだけど、行ってみたらやはり行ってみただけの価値はあると、正直思います。でも、その体験は行ってみないとわかんないわけで…。
私はたまたま20歳の時、大学の研修旅行で海外に行きましたが(住むとはちょっと違いますけどね)、こんなふうに親に背中を押してもらえたら、とてもいいなと思う。


Mexico08
メキシコにて、今でも鮮明に覚えている光景。
この馬に乗ったおじさんは、見渡すかぎり地平線しか見えないような所からやってきて通り過ぎ、やはり到底近くに街があるとは思えない方角に向かっていった。

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2006.03.21

メキシコ、オアハカの宿_ある日のピクニック

Oaxaca02
市場で。“メキシコらしい”絵です。


先日の「メキシコ、オアハカの宿」記事の続き。
この宿で一番思い出深い出来事といったら、ある日Emiliaさんが連れて行ってくれたピクニック。今思うと宿を切り盛りする忙しい彼女の生活の、穏やかな部分を見せてくれたように思う。

Oaxaca01
Oaxacaの街。中心街から少し離れると観光客の姿はほとんどなく、のんびりしている。
Oaxaca03_1
まず、市場に連れて行ってくれた。ソカロ(街の中心にある広場)の近くにもマーケットがあるが、連れて行ってくれた方は、地元の人の普段使いのものようだ。階段を上がって、門をくぐって市場へ。
Oaxaca04

Oaxaca03
昼休みだったのか?人が少なかった。犬がうろうろしていた。子供が一心不乱に遊んでいる。

次には街から少し離れた(?、あんまり覚えていません)のどかな場所へ。
舗装されていない砂利の道に小さな川のような流れがあった。
Oaxaca05

Oaxaca08
林の中の小さな滝がある場所へ。
Oaxaca06
滝の前で一休みしました。水の粒子が一杯漂っている感じで清々しい場所でした。
写真の女性が当時の宿のオーナー、Emiliaさんです。
Oaxaca07


メキシコに訪れる前の私の旅行というのは、とにかく街が見たくてしょうがなくて、このように地元のひとと交流する機会というのを自分の方から作ってみようと思った事が無かったし、面白いと気付いていなかった。だから、この日の体験はちょっと戸惑って、正直充分楽しめなかった記憶がある。

今思い返すとこのピクニックから、少しづつとき解れていったのかもしれないなあと思う。

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2006.03.15

補足_Día de Muertos(死者の日)の夜

Xoxo01jpg
お墓の上を花で埋め尽くしている。


メキシコで毎年10月31、11月1−2日に行われるDía de Muertos(=死者の日)は、故人の魂を迎えて過ごし、また送り出すという日本のお盆に似ている行事である。日本のお盆でもご先祖の魂が降りてきた時に、お迎えするスタンドのようなものをつくるけれど、メキシコのaltar(=祭壇)はそれにあたると思う。

ここでは子供の魂が降りてくるという10月31日の夜の墓地の風景を紹介。場所はXoxo(ホホ)という村。ここでの夜はかなり観光客が多かった。
Xoxo04
お墓には本当に沢山の人がいた。子供も含め、皆先祖とともに夜を過ごすようだ。

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故人の魂と過ごすこの夜は、陽気な宴会状態。暗さはまったく無い。ブラスバンドなんかも来ていて演奏してました。

Xoxo02
こちらはお墓の横に天蓋のようなものをしつらえて、テーブルと椅子を置いている。ピクニックのようですね。


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2006.03.12

メキシコ、オアハカの宿

メキシコ、オアハカ。“死者の日”の飾付けには、マリーゴールドを大量に使う。
Mex_diademuertos




旅先で初めて長期滞在したメキシコ、オアハカの宿について。
1ヶ月滞在したこの宿は、いわゆるBed and Breakfastで、地球アパートメントのシステムとは異なるのだけど、日本人が宿泊するのは珍しかったせいか宿の主人のほうから、「いい場所があるから一緒にいこう。」とか「ここで面白いことやってるけど体験みない?」とか何かと声を掛けてくれ、アットホームな感じの滞在となって思い出深い。

□まず、メキシコ旅行の出発点、OAXACA(オアハカ)の街のこと。
ここから旅を始めたのは、日本メキシコ大使館の文化担当官(メキシコ人建築家)の方が勧めてくれたから。「日本で言うと奈良のようなところ」だと言っていた。「奈良?」と不思議に思ったが、訪れてみていわんとすることは理解できた。古都だけれども、町並みは京都のようにぎゅっと詰まった感じではなく、低層でゆったりとしている。観光客は多いがせかせかしておらず、時間はゆっくり流れている。確かに街・人の密度の印象が奈良に似ている街だった。
首都のメキシコ・シティは都会で犯罪も結構多いとこらしい。(自身は幸いにも危ない目には一度も合わなかったが。)そういう点でも大使館の方はのんびりしたこの街をすすめてくれたのかもれない。

□この宿との出会い
Día de Muertos(=死者の日、日本のお盆に近いイベント)の祭り近く、街のあちこちに展示されていた祭用の祭壇を見学していた時。宿とは知らずにこの家の祭壇を見ていて声を掛けられた。
ちょうど長期滞在の宿を探している時で、部屋を見せてもらい値段もだいたい納得するものだったので、近くのホテルから荷物を運び込んだ。

□宿経営の家族等々
女主人(Emiliaさん)+彼女の娘・息子さん(大学生くらい)+お手伝いさん+力仕事をするようなおじさん

□宿、部屋の情報
自宅を宿泊用に改装してBed and Breakfastとしていた。各室にバスルーム(シャワー、トイレ)がついている。玄関、ダイニングルーム、リビングなんかもやっぱり住宅そのまま。アットホームな感じ。センスよく飾り付けがされていて、心地よい宿だった。

検索したらサイトがありました→Casa de las Bugambilias bed and breakfast

サイトの写真からすると、当時よりグレードがかなりアップしている感じ。何年か前に泊まった時も、こぎれいでいいお部屋だったことは確かだけど。値段も半分くらいだったと思う。

□宿泊していた人たち
アメリカ人が多かったように思う。20代〜50代くらいまでのカップル、学生など。遺跡調査のためにやってきた学生もいた。

□この宿の朝食!
この宿で特にいいなと思っていたのは、朝食の風景。きれいに飾り付けられた1階のダイニングルームで、宿泊者一同で大きなテーブルを囲んで朝食をとるのだ。フルーツと卵、タコスというようなメニューだったのだけど、いつも美味しかった。スペイン語と英語が飛び交うテーブルは、スペイン語カタコトの私(英語は話せない)にとって、緊張する時間でもあったけど。向こうは気さくに話しかけてくるので。
Comedormural
ダイニングルーム。ただし、毎朝テーブルの上がこんなに豪華に飾り付けられていたかどうかは覚えてない。

この記事、メキシコ、オアハカの宿 その2に続く。




Día de Muertosの祭壇。いろいろな種類があります。
Mex_alter01
樹の下に作られていたもの。中央の故人の写真が置かれている。

Mex_alter02
一般家庭で作られる祭壇はこのくらいの仕様かな?

Mex_alter04
Camino Realというホテルに作られていた祭壇。豪華な部類に入るのではないだろうか。

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2006.01.30

最近友人がくれたもの

先週友人から送られてきたもの、「ダライ・ラマが2006年に送るメッセージ」。

いつもはこういう分野について頓着しないのですが、地球アパートメント的に興味深いものがあったので。
それは、いくつかのメッセージの中で、他のものと異なって少し唐突にも感じる16番目。
(よければさらっと目を通してみてください。)


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2006.01.08

お金の使い道は素敵な方法で

前のリヨンのゲストハウス記事の続き。
アート空間に宿泊施設が付随していること自体は珍しいことではない。私自身も実際に直島のベネッセハウスを訪れた時に付随する宿泊施設のパオに泊まったことがある。
リヨンのゲストハウスの試みが面白いと思うのは、宿泊代の一部をギャラリー運営・アーティストの育成に使うと、明らかにしているところだと思う。宿泊という行為を通して「アートのために投資した」ということが手元に戻ってくるのだ。

これは、京都の町家・長屋の保存などにおいても活かせるかもしれない。
京都の中京区、上京区あたりでも「1か月に1軒づつくらい解体され、駐車場に変ってる感じだ」という話を知人からきいたことがある。その理由はおそらく設備また家屋自体の老朽化によるところが多いと思う。
空き部屋のある町家・長屋を京都の暮らしを知る宿泊施設とし、宿泊料の一部を建物の保存に必要とする費用にあてるとすれば、壊す必要のない町家の解体を多少避けられると思う。宿泊した旅行者は、京都の町並みのために自分のお金を投資できたということになる。

自分のお金が価値あることに使われるのは、とても楽しいこと。
そして、それは何らの方法で実感したいものだ。(これはかなり大事。)その方法も面白いものにできればなお楽しい。
よいデザインの投資確認グッズまたはシステムは、そのプロジェクトをうまく運び、維持する推進力になる。
身近な例でいうと、「同じお米を買うなら、(棚田保存のための)棚田の共同オーナーになって、そこでとれたお米を頂く」というようなものかな…。

そんな風に楽しいシステム、地球アパートメントでも考えたい。

Mexico05
Mexico、Maya文化圏の遺跡
「あなたが支払った入場料はこの遺跡のあの石を修復するのに使わせてもらいます。」と説明してくれたら嬉しい、などと思う。…それって、私だけじゃないですよね?


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